真実を述べているのは誰なのか。

 専属契約の解除をめぐり訴訟を繰り広げている東方神起のメンバー3人と所属事務所SMエンターテインメント(以下SM)の主張が大きく食い違っている。

 ジェジュン(ヒーロー)、ユチョン(ミッキー)、ジュンス(シア)の法律代理人が主張する内容の要旨は、東方神起の収益配分が明確ではないということと、契約条件が不当だということ。これに対しSMは、「東方神起をデビューさせた後、会社側は4年間赤字だったにもかかわらず、最善を尽くして支援してきた」と反論している。

 しかし両者の主張には少なからず疑問点が残る。SMは東方神起によって得た収益がどの程度なのか明らかにしておらず、3人のメンバーも、現金と自動車以外に提供された可能性がある「プラスアルファ」については口を閉ざしているからだ。

 結局、すべての争点に対する両者の主張が相反しているため、どちらの主張が正しいのかは法廷で明らかになる見込みだ。

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