プログラムだけでなんと55種類。有料のものと無料のものがあり、全身を使うもの、手をちょっとつけるだけのもの、アート創作の扉を開いてくれるものなども。使われている言葉はちょっとなじみがないかもしれないが、どれも泥んこ遊びなのは変わらない。

■マッド・アドベンチャー・フォール

 長さ12メートル、高さ 6メートルのプールと、「滝」の施設の中で行われるプログラム。開始時間を知らせ、参加者を募り、高さ5メートルのところから一気に泥水を流す。滝下りとフリーフォールのコラボのようなものだ。

■マッド・レイン・トンネル

 一瞬にして流れ落ちる泥の滝だけでは「スッキリさ」が足りない!というなら、絶え間なく降り注ぐ泥の雨に打たれてみるのもいいかも。場所はトンネルの中。いったん中に入ると、外に出る瞬間まで泥が土砂降りの雨のように降ってくる。トンネルの長さは25メートルだ。

■マッド・プール・スライド

 プールのような施設もある。しかもスライダー付きだ。横5メートル、縦15メートル、高さ8メートルのエアバウンス・スラーダーを滑ると、最後は泥の中へダイブ。泥マッサージ効果を全身で体感できるかも。

■マッド頂上征服

 「泥の中を転がり回るだけでは物足りない」というなら、ゲームもある。そこで、普段は包み隠している「野性」を取り戻してみては?数人が一緒に参加するゲームで、距離10メートル、高さ3メートルの坂道を登り、旗を奪い合うというルールだ。

■干潟で「地獄訓練」体験

 「ちょっとハードに鍛えたい」という人にうってつけのプログラムだ。干潟での遊撃訓練や、海兵隊式の「地獄訓練」体験がある。体験時間が決まっているので、公式ホームページで事前申し込みを。

■泥せっけん作り

 泥は何でも作ることができる。化粧品だけでなく、せっけんもだ。それも、手作り。天然泥パウダーにアロマオイル・天然色素などを混ぜ、自分のオリジナルせっけんが作れる。1個なら3000ウォン(約240円)、2個なら5000ウォン(約390円)かかる。

■泥陶磁器・キャラクター作り

 泥祭り期間中は、誰でも陶芸家になれる。泥を練って器を作ったり、泥祭りのキャラクター「マドリくん」「マスニちゃん」を作ったり。陶磁器に刻む言葉を考えてみるのも一興。参加費は8000ウォン(約630円)以内。

*アクセス=竜山駅から大川駅まで鉄道利用(約2時間30分)/
ソウル南部ターミナルまたは東ソウルターミナルから大川市外バスターミナルまでバス利用(約2時間30分)
*場所=大川海水浴場および保寧市内
*期間=2009年7月11日-7月19日
*TEL=忠清南道保寧市観光科041-930-3820、041-930-3822
*日本語通訳サービス=010-9579-3821
*URL:www.mudfestival.or.kr

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