24日、1stシングル「MY HEAVEN」で日本メジャーデビューを果たしたBIGBANGの「MY HEAVEN」発売記念イベントが東京・お台場ヴィーナスフォート教会広場で行われた。

 400人収容の会場に、2000人を超えるファンが殺到。一時イベントの開催自体が危ぶまれる事態となったため、予定していたトークショーを取りやめるなど内容を大幅に短縮し、「MY HEAVEN」1曲だけを披露する形で行われた。

 BIGBANGの韓国での実績・人気は周知の事実だが、日本でも新曲「MY HEAVEN」のPVが発売前からYouTubeでの再生回数が50万回を突破し、6月17日付有線J-POPチャートも7位まで上昇。楽曲とBIGBANGの注目度は最高潮に達していた。

 そんな中、6月より本格的に日本でプロモーション活動を始める情報を知ったファンから、事務所やレコード会社に「直接会えるイベント等はないのですか」という問合せやラブコールが殺到。パフォーマンスに絶対的な自信を持つメンバーからもそんな熱い声援に応えて少しでも早く何とかファンの前で新曲を披露したいとの声が上がり、急きょ1stシングル「MY HEAVEN」発売イベントの開催が決定したという経緯があった。


 ファンへの告知期間はイベント決定からわずか3日しかなかったのにも関わらず、2000名以上のファンが集結。彼らを一目見ようと、発売記念フリーイベント会場周辺は開場前から大混乱。開場時間前には多数のファンが入場口付近に詰め掛け、入場制限をかけながら開場したものの、警備員を押しのけてステージ周辺に来場者が殺到する事態に。その影響で、予定していた内容を大幅に変更しての開催となった。

 イベント終了後に楽屋で取材に応じたメンバーは、一様に日本のファンの熱狂ぶりに驚きと喜びを見せながら「ほんとに多くの方に来ていただき驚きました。慌しくステージを終えて申し訳なく思っています」(SOL)、「初めて緊張して声がかれました」(T.O.P)、「やらなくては、という思いでいっぱいです」(V.I)、「(皆さんの期待を裏切らないように)これからもBIGBANGのいろいろな姿を見せていきます。」(G-DRAGON)、「短くて僕たちも残念でしたが、この次を期待してください」(D-LITE)と力強くコメントした。 

 なお、BIGBANGは、7月8日に早くも2ndシングル「ガラガラ GO!!」を発売し、同日に東京・代々木公園野外音楽堂でメジャーデビュー記念イベントを開催する。このイベントは、1stならびに2ndシングルを購入しそれぞれに封入されているチケットを両方持参すれば参加できる招待イベントとなっている。



東京=野崎友子通信員

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