20日午後3時、東京・新木場STUDIO COASTにて、俳優チョン・イルが初めての日本ファンミーティングを開催した。

 『思いっきりハイキック!』でブレークし、最新作『美賊イルジメ伝』で話題のチョン・イルが満を持して「KNTV PRESENTS チョン・イル 1st Fanmeeting~Secret Time in Japan~」を開催した。

 ファンミーティングでは、トーク、ファンからの質問のほか、この日のために練習した琵琶の演奏や茶道を披露。そして「周りから止められた」という歌も歌うなどしてファンを楽しませた。歌は「大きな古時計」と「愛してもいいですか?」をメドレー歌った。

 チョン・イルは『美賊イルジメ伝』のアクションシーンやキスシーンなどのハイライト映像が流されたが、「アクションは大変というより楽しかった」「女装とラブシーン、またやるなら…女装?」など、くったくのない笑顔で振り返った。

 プライベートに関しても「これまで本気で好きになった女性は二人」「イ・ミンホとは本当に仲が良く、三清洞とかロデオ通りとか一緒に遊びに行ったりする。でもどちらかの家に行って遊ぶことが多いかな」「次回作は現代劇に出たい」などと明かすなど率直な話をした。


 また、愛蔵品や自身の母親が作ったというスカーフなど、プレゼントも多数提供。写真撮影タイムを設けたり、最後には全員に直筆サインプレゼント付きの握手会を行うなど、盛りだくさんの内容でファンは大満足の様子だった。

 なお、チョン・イルはファンミーティングに先立ち、記者会見を行った。その席で、『美賊イルジメ伝』に関して、『思いっきりハイキック!』のキム・ビョンオク監督から、機会があったらファン・インレ監督の仕事をするといいと言われていたと言い、「キム監督からファン監督にたくさんのことを学んできなさい、と言われた。撮影ではたくさんおこられ、苦労したし、試練を経験した。監督には感謝している」と語った。

 また、「コ・ウヨンの原作をいかそうと思った。ファン監督から『思いっきりハイキック!』のユノが出てはいけない、かわいらしくみえてもいけない、笑ってもいけないと言われた。英雄というのは生まれながらはいない。一歩一歩段階を経て、関門を通過した者だけがなれる。関門だと思って自分自身で開拓していきなさい、と言われたので、表情・声のトーンにしても努力し、ベストを尽くして臨んだ」などと明かした。

 なお、『美賊イルジメ伝』はCS放送のKNTVで毎週土・日曜午後7時50分から放送中。10月にはアンコール放送も決定している。



東京=野崎友子通信員

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