ソウル東大門のサッカー場跡地で開催されていた市民らによるフリーマーケット「東大門風物のみの市」が、清渓川復元事業により野球場とともにすべて撤去された。あれから1年、この「東大門風物のみの市」が、東大門区新設洞に「ソウル風物市場」という名で生まれ変わった。

 既に1年以上前からオープンしているが、以前より数段レベルアップし、新しく変化するソウルの観光名所となった。


 「ソウル風物市場」は各種生活用品やスポーツ用品、衣類、雑貨だけでなく、韓国伝統の小物や骨董品、工芸品、特化商品といったように、テーマ別に分類して販売。伝統と現代が共存する宝の山として市民に楽しみを与え、「また来てみたい市場」「特別なものがたくさんある市場」を目指しているという。


 ソウル市は同市場について、市民が自宅で使用していた品物を持ち寄って物々交換したり、販売できる市場になるよう、同市場のホームーページに「品物の供給および商品申請」のコーナーを新設した。そして風物市場での販売品の専門性と多様性を高め、販売する計画だ。また、外国人によるのみの市も6月まで毎月最終土曜日の午後12時から16時まで行われる。


 そのほか市民の便宜を図るため、公営駐車場を設置し、クレジットカードの加盟店も63カ所にまで増やした。さわやかな春の週末、新しい観光名所「ソウル風物市場」をのぞいてみてはいかがだろうか。



◆ソウル風物市場

住所:ソウル市東大門区新設洞109-5

ホームページ:http://pungmul.seoul.go.kr/

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