タレントのカン・ビョンギュ被告が所有する高級マンションが、競売の手続きが進められていることが明らかになり、注目を集めている。

 不動産競売専門会社のGGオークションが16日発表したところによると、カン被告が所有するソウル市瑞草区瑞草洞の「アクロビスタ」(専用面積174.78平方メートル)に対し、先月2日に競売手続きを開始する決定が下されたという。

 カン被告はある芸能人のファンクラブから非難され、賭博容疑で有罪判決を受けたのに続き、最近は詐欺容疑で告訴されている。今回競売の対象になっている商業施設と一体型のマンションは、国民銀行の推算によると、24億ウォン(約1億6400万円)程度になるとされている。

 債権者はウリ銀行で、貸付総額は2004年にカン被告がこのマンションを購入した時から、08年までに計5回融資を受けた額を合わせ、22億ウォン(約1億5000万円)に上る。なお、ウリ銀行以外にも、外資系の自動車リース会社から同じ時期に5900万ウォン(約403万円)の返済を求められ、現在競売の申請が行われているという。

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