結局、うつ病が原因なのか？

　7日、自宅の階段で首を吊って死亡しているところを発見された女優チャン・ジャヨンさん。彼女の自殺理由に関心が高まっている。

　2006年にCMでデビューしたチャンさんは、これまで数本のドラマに出演してきた。国民的ドラマとなった『花より男子』（KBS第2）では重要な役どころである意地悪3人組の一人、ソニー役で出演。女優として注目され始めた矢先の自殺だった。

　現在まだ自殺の理由は具体的に発表されていないが、周囲の人を通じて、いくつかの分析が出ている。

　第1に、心理的に焦っていたということ。ドラマ制作会社の関係者たちによると、『花より男子』以後、次期作が決まらず、事務所との再契約問題まで重なり、心理的にすごく辛そうだったという。結局、様々な外部的問題が重なり、チャンさんを心理的に不安にさせていた可能性がある。

　2つ目はうつ病だ。ある関係者によると、様々な問題が重なり、最近チャンさんがうつ病の症状を見せていたという。自殺当日の午後2時ごろ、ある関係者に電話で「すごく辛い、死にたい」と言っていたことも分かった。

　しかし、チャンさんがふだんから明るく、積極的な性格だったことを考えると、自殺にまで至った理由が他にあるのではないかという憶測も出ている。