1日午後4時、東京・メルパルクホールにて元sg WANNA BE+のリーダー、チェ・ドンハが、自身初となる日本単独イベント「Chae Dong-ha FANMEETING in JAPAN」を開催した。

 チェ・ドンハは歌を披露したのはもちろん、トークのほか、ファンからの質問に答えたり、プレゼント、握手会などで和やかな時を過ごした。クールなイメージを変えるような明るい笑顔を振りまき、日本ファンとの触れ合いを楽しんだ。

 2008年のソロデビューから約1年。チェ・ドンハの気持ちには、さまざまな変化があったようだった。彼は、sg WANNA BE+脱退について、また日本への思いを率直にファンに吐露した。

 「日本に来るのは38回目。プライベートで温泉へ来たこともある」「子どものころは90キロもあった。ちょっとやせてみたら、自分、けっこうイケてると思って、もっとやせようと努力した。縄跳びをしてやせた」「結婚は、しばらくは…仕事に集中したい」など、ジョーク交じりにプライベートにも触れるさまざまな話でファンを喜ばせた。


 しかし、sg WANNA BE+脱退に関する話題になると一転、シリアスな表情に。脱退を決めた経緯について「自分が満足できる仕事がしたかった。年をとる前に欲張ってみたいと、自分で精一杯やってみようと思った」と率直に気持ちを明かし、「初めて話すが、当時自分はsg WANNA BE+の日本進出に反対だった。韓国国内活動だけでも寝る暇もないほど忙しかったのに、さらに日本活動までしなければならないのは負担だった」と、sg WANNA BE+の日本進出に否定的であったことも脱退のきっかけの一つとなったことを告白した。

 その上で、「そして韓国でもやらなかった(sg WANNA BE+としての)ラストコンサートを日本で行ったのだが、その時、日本のファンの(自分に対する)思いがとても伝わってきて、ものすごく感動した。あの日は、泣かないように努力していたのだが、心で泣いていた。それ以降、感謝するという気持ちが大きくなった」とし、日本に、また日本のファンに対する気持ちの変化があったことも吐露。


 また、「昔はクールだったけど、最近はやさしくなったと言われる。でも、昔も今も、精一杯やってきた。過去も今もチェ・ドンハ。今後も真心を込めて歌う」と、常に自身の思いを悔いのないよう行動に移してきたチェ・ドンハらしいさばさばした姿を見せた。

 「30代になったら、韓日で有名な歌手になりたい」とも口にしたチェ・ドンハは、現在ソロアルバムをレコーディング中だという。詳しい中身は秘密、として教えてくれなかったが、「今までのイメージにないような歌も入る予定」と期待を持たせた。

 なお、チェ・ドンハは4月26日に神戸文化ホールにてライブイベントを開催し、再び日本のファンと対面する。

東京=野崎友子通信員

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