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チャン・ヒョクが『いかさま師』日本初放送プロモで会見
『いかさま師~タチャ』が来年1月からMnetで日本初放送されることになり、主演の俳優チャン・ヒョクがプロモーションのため訪日した。
『いかさま師~タチャ』は韓国での放送を好評のうちに終えたばかり。『食客』などでも知られる人気漫画家ホ・ヨンマン原作で、2007年にはチョ・スンウ主演で映画化され、大ヒットした作品のドラマ版。ギャンブルにすべてを賭けた男と、ギャンブルの世界に生きる男女の波乱万丈な人生を描いたラブ・クライム・アクションだ。共演は、ハン・イェスル、キム・ミンジュン、カン・ソンヨンら。
24日、都内で会見に臨んだチャン・ヒョクは、「コニは復しゅうを果たすためにギャンブラーとなったが、どんどん深みにはまりギャンブラーの世界から抜けられなくなる。が、やがて日々の日常の大切さに気付いていくという役どころ」と説明。
「ダークな世界ではあるがギャンブラーという職業に引かれたのではなく、人間的な魅力がドラマの中で十分に表現できると思ったことと、人間がきちんと描かれている点に魅力を感じこの作品を選んだ」とこの作品を選んだ理由を語った。
役作りについては「本当の花札師と直接お会いし、たくさん話しを聞いた。技術的な華やかさよりもどういった考えで、どのような状況で仕事をこなされているのかがドラマの中でうまく表現できるのか、そんな点に気を使った」とした。
激しいアクションシーンも多かった。アクションは個人的に好きなので、うまくできた時は気持ちがいいし、役者としての1つの表現方法だと思うので、これからもどんどんやっていきたいという。
また劇中、高校生役も演じたが、監督に「当時を思い出し、若返りなさい」と言われたそうだ。「故郷での高校時代もロケ地も釜山だったので、通学路にあった場所で食事をしたり、歩いてみたり、学校へ行ってみたりしながら昔を思い出すようにしてみたが、社会人になって時間もたっているし、たやすいことではなかった」と振り返った。
そんなさまざまな苦労のエピソードがある『いかさま師~タチャ』だが、「コニという人物が高校生から社会人になる時間の過程が描かれている。面白い部分もたくさんあるが、コニという人物がどのような状況で流されてどのような心理描写されているのかという部分を観察するとおもしろく見ることができる。このドラマはギャンブルのルールやゲームの仕方を華やかに見せ伝えることが目的ではない。日々の大切なものを見失わないようにしたいというところを見ていただきたい」とドラマへの自信を見せ、大いにPRした。
『いかさま師~タチャ』は来年1月24日から韓国100%エンターテインメントチャンネルMnetで毎週土曜・日曜午後7時30分から放送される。
東京=野崎友子通信員