音楽
sg WANNA BE+「歌詞、感情をどう伝えられるか悩んだ」
sg WANNA BE+は11月ほぼ1カ月、日本を主戦場にしてメインの日本ツアー、新アルバムのレコーディングのほか、番組収録、イベント出演などを数多くこなし、超多忙な日々を送った。キム・ヨンジュンは韓国でのミュージカルの仕事も抱えていたため、韓日を何度も往復。多少体調を崩しながらも、常に最善を尽くしたパフォーマンスを見せてくれた。
今春、日本デビュー発表をしたころは、いくぶんぎこちなさも感じさせた。しかしメンバーチェンジもあった5月以降、日本での本格活動とともに本来の実力を発揮、11月のライブでは、堂々たるパフォーマンスで魅せた。
そんな、嵐のような活動を終えたsg WANNA BE+の話を聞くことができた。
-今回長期の日本活動とレコーディングで、韓国との違いで苦労したことはありますか。
イ・ソクフン(S)「今の日本の生活はとても楽で幸せです。まず、日本の食べ物はすごくおいしいですね。あまりに食べ過ぎてしまって、ダイエットに苦労しています。大変だったことはないのですが、あえて言うならば、レコーディングの時に、歌詞を伝えるのに少し苦労しました。まだ日本語がうまくないので、僕たちの表現が日本の方々にどう受け入れられるのかと、ずいぶん悩みました。でも、心から歌えば、僕たちが伝えたいと思うことは日本の方々にも分かっていただけるだろうと思いました」
キム・ジノ(J)「感情表現の方法と、歌詞をどうやったら伝えられるかということに少し苦労しました」
キム・ヨンジュン(Y)「韓国ではレコーディングをいつも夜にやるのですが、日本では早い時間からやったのでそれがつらかったです。のどがよく開いていない状態で始めたので」
-良かったと思うことは何でしょうか。
S「まず、レコーディングするときに僕たちの考えを尊重してくださることです。なので、スタジオでも楽な気持ちで、思い切り表現することができてよかったです。まあ、あまりに間違った表現をすれば困ってしまうでしょうけど」
J「同じ東洋人として通じる感情や、心情をまったく同じように感じるようで、レコーディングをしながらとても楽しかったです」
Y「今回は、僕が韓国でのミュージカルと重なっていて、スケジュール的にも簡単な作業ではなかったけれど、とにかく無事に終えることができてよかったですし、やりがいがありました!!」
東京=野崎友子通信員