『ファン・ジニ』『快刀ホン・ギルトン』で人気上昇、最新作『ベートーベンウィルス』の日本放送も決まった若手イケメン俳優チャン・グンソクが、11月29日の大阪・堂島リバーフォーラムに続き、30日に東京・大田区アプリコホールで(株)フラウインターナショナル主催の「JANG KEUNSUK Japan Fanmeeting」を開催した。

 ファンミーティング開催を前に、チャン・グンソクはその意気込みや、今後の活動予定などについて率直に口を開いた。

 日本語を少し話すことは以前から知られていたが、来年4月に大学が始まるまでの間、日本に語学留学をするという。韓国での仕事のオファーが絶えない中での決断だ。

「中3の時から、日本の歌が好きで、歌詞の意味、メッセージを知りたくて日本語の勉強を始めた。今回の留学は、自分の世界を広げたいという未来に対する投資。通訳なしでファンミーティングがしたい。大阪弁とかも覚えたい」とその展望を語った。日本の歌手では、ORANGE RANGE、SMAP、平井堅、倖田來未が好きだという。

 また、自分が大人になったと感じる時は、との問いに「仕事をする度に、スタッフが増えてくるので責任感が出てくる。素敵なパートナーと会う度にもっと一生懸命頑張らなくてはならないと思う。大人になることは責任感を感じること」とした。


 自分の体の中で好きなところは「指が長いところ」と話し、ピアノを習っていたと言いながら自慢の手を見せるなど、まだあどけなさも残しながら、大人の男らしさも垣間見せる。

 最新作『ベートーベンウィルス』で苦労したことについて「心理的な不安が大きかったが、3カ月前にキャスティングされたので、準備することができた。実際の演奏はできないが、その仕方はマスターした。音楽で伝えられる感動が見どころ」などと語った。

 『ベートーベンウィルス』は、音楽を愛するちょっと変わった人々が、夢に向かって奮闘する姿を描く涙あり笑いありの物語で、韓国でクラシック旋風を巻き起こしたドラマ。オーケストラのマエストロ、カン・マエ役に韓国版「白い巨塔」などの演技派キム・ミョンミン、バイオリニストのトゥ・ルミ役に『太王四神記』で鮮烈デビューを果たしたイ・ジア、そしてチャン・グンソクは天才トランペット奏者カン・ゴヌを演じている。

 その『ベートーベンウィルス』は12月22日からMnetで放送されるが、それに先立ち17日に東京・ゆうぽうとホールで行われる日本初放送記念「ベートーベンウィルス 愛と情熱のシンフォニー」ファンミーティングに、キム・ミョンミン、イ・ジアとともに出演することも急きょ決まった。

東京=野崎友子通信員

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