25日夜、東京・JCB HALLにおいて開催された「スカパー!アワード2008」で、韓国総合エンターテインメントチャンネルMnetの番組「パク・ヨンハ ダイアリー」が大賞を受賞した。パク・ヨンハは授賞式に登場、プレゼンターの人気ボーカルデュオWaTからトロフィーを受け取った。

 「スカパー!アワード2008」は、スカパー!で放送された「映画」「アニメ・特撮」「音楽」「海外ドラマ」「韓流」「趣味・実用」「国内ドラマ・バラエティ」「スポーツ・公営競技」「ドキュメンタリー」「ニュース」の10ジャンルにエントリーされた100作品から一般投票によってジャンルごとに最多得票を獲得した作品を「ジャンル賞」として表彰、さらにジャンル賞の中でもっとも得票の多かった作品を「スカパー!大賞」として表彰する日本最大級のコンテンツの祭典。今年が記念すべき第一回となる。「パク・ヨンハ ダイアリー」は「韓流賞」を受賞し、大賞をも射止めた。

 「パク・ヨンハ ダイアリー」はMnetのカメラがパク・ヨンハの仕事場からプライベートまで追い続けるリアリティ・プログラムで、1年を通し、毎週日曜夕方ほかで放送中の15分番組だ。

 ステージに上がったパク・ヨンハは「このように素晴らしい賞をいただき、気分がよく、うれしい。これからも頑張っている姿をお見せすることでお返ししたい」と受賞のあいさつをした。そして「撮影に当たって特に大変なことはなかった。できるだけ自然な姿を見せようと思った。幸いそれが皆さんに気に入ってもらえたと思う」と所感を述べた。


 MCの小倉智昭から歌に演技に活躍しているがどちらが好きか、と問われると「(歌は)そんなにヒットしていないと思う(笑)。隣のWaTさんは歌も演技も一生懸命されており、及ばない。自分は皆さんの愛情のおかげでここまで来られた。歌と演技はどちらも好きで、選ぶことはできない」と話した。

 WATの活躍を知っていて褒めたことにWaTのウエンツ瑛士、小池鉄平も感激。パク・ヨンハが「普段テレビで、ドラマなどでもよく拝見している。隣に立ててうれしい」と話すとウエンツは「感激。今日から自分もパク・ヨンハさんのファン」と話すなど、壇上は和やかな雰囲気に包まれた。

 最後に「このような舞台に立てたのも皆さんの声援のおかげ。普段から皆さんたくさんの愛情を寄せてくれて心から感謝しています。これからもいい演技、歌で長く皆さんとご一緒できたらうれしい」と笑顔でファンに語りかけると、会場内のファンからは大きな歓声が沸いた。

 なお、「スカパー!アワード2008」には、特別プレゼンターの北島康介、人気女優の加藤夏希ほか多数のスター・著名人がプレゼンター、受賞者として参加したが、その中にコメディアンのヘリョンも名を連ねた。ヘリョンは「韓流賞」のプレゼンターを務めた。

 一方、パク・ヨンハは今月12日にシングル「Say goodbye」を発売したのに続き、26日にニューアルバム「LOVE」をリリース。そして、12月3日の横浜アリーナ公演を皮切りに、12月20日・21日には日本武道館、1月8日には大阪城ホールで「パク・ヨンハ アリーナツアー2008⇒2009」を行う。

東京=野崎友子通信員

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