チャン・ヒョク、キム・ミンジュンが競演で好評放送中の『いかさま師～タチャ』（SBS）が、来年1月、日本のMnetで初公開されることが決まった。

　『いかさま師～タチャ』は人気漫画家ホ・ヨンマンの同盟漫画が原作で、2007年にチョ・スンウ主演で映画化され、韓国で780万人の観客動員数を記録した『いかさま師／タチャ』のドラマ版。

　チャン・ヒョク演じるギャンブルにすべてを賭けた男と、ギャンブルの世界に身を置く者たちの波乱万丈な人生を描いたラブクライムアクションだ。チャン・ヒョクは除隊後、『不汗党 プランダン』『ありがとうございます』などでイケメンだけでなく演技派として評価を上げ、『いかさま師～タチャ』でもその魅力を遺憾なく発揮している。

　そして、チャン・ヒョクの親友であり、後にライバルとなるギャンブラーに『プラハの恋人』などで人気のキム・ミンジュン。ヨンミン役をカリスマあふれる演技で存在感たっぷりに演じている。彼らとラブストーリーを展開する女優は、『ファンタスティックカップル』のハン・イェスルに映画『王の男』のカン・ソンヨンらと、こちらも美ぼうに演技力を兼ね備えた布陣だ。

　幼い時から賭博で天才的な素質を見せていた明るくやさしいコニ（チャン・ヒョク）は、父が賭博でこの世を去ったことから賭博を意図的に避けていた。しかし、友人ヨンミン（キム・ミンジュン）の祖母の手術費のために、初めて挑んだプロの花札勝負で苦々しい敗北を味わう。と同時に、初恋の女性ナンスク(ハン・イェスル)との再会も果たすこととなる。もう元に戻れないコニは遠征に出る。一方、ヨンミンは祖母の死後、いかさま師の訓練を受け、そこからコニとの友情を超えた勝負が始まる…。

　『いかさま師～タチャ』は、スカパー！ほかの韓国エンターテインメントチャンネルMnetで1月24日から土・日曜午後7時30分放送。

東京＝野崎友子通信員