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「チェ・ジンシルさんはあの世で血の涙を流している」
チョ・ソンミンの親権回復と、現行の親権制度の問題点を指摘している「一人親の子どもを案じるジンシルの会」が11日午前、韓国プレスセンター(ソウル市中区)で記者会見を行い、現行法の問題点と法改正を要求する声明を発表した。
この日、放送人のホ・スギョンは「わたし自身が母子家庭の一人の親として、チェ・ジンシルさんの死と、それによってもたらされた一連の出来事が、他人事ではないと思った。一人親は辛いのはもちろん、死ぬ権利もないということを悟った」と述べた。
続けて彼女は「国民女優チェ・ジンシルさんを育てあげ、孫の面倒も自ら見ていた母が、娘の財産はもちろん、孫たちの将来について、たった1%の権利も主張できないこの地の空で、チェ・ジンシルさんはあの世でも血の涙を流しているだろう」と語った。
女優キム・ブソンは、女性運動家コウン・グァンスンの詩『その法、なくしなさい!』を朗読した。キム・ブソンは詩を朗読しながら、目頭を熱くし、強い口調でチョ・ソンミンを糾弾した。
女優ソン・スクは声明文を通じて「チョ・ソンミンの親権回復は、弱者を保護するための法律が、時には弱者への暴力になりうることを実証したむごい実例といえる」「親としての義務を果たさない親権者、あるいは義務を十分に履行できるのか、資格が疑わしい親権者に優先的な権利を与えることで、実質的な養育者に被害を与え、結果的に未成年者の養育を害する。このような事が繰り返されてはいけない」と訴えた。
この会見には女性学者のオハン・スクヒ、作家のオ・ソングン、弁護士のウォン・ミンギョンら10人余りが参加し、今後「署名運動」や「法改正」のため活動していくことを宣言した。
イ・ヘワン記者
【ニュース特集】チェ・ジンシルさん自殺