故チェ・ジンシルさんの元夫チョ・ソンミンが、国民に対しコメントを発表してから1週間が経つが、彼に対する世論の非難は治まっていない。

 各種芸能関連のインターネットサイトには、今もチョ・ソンミンに関連した書き込みが相次いでいるが、親権回復に否定的な意見が大多数だ。

 あるネットユーザーは「チェさんに借金が50億ウォン(約4億円)ぐらいあったとしたら、果たしてチョ・ソンミンがその借金を管理すると言い出したでしょうか」という疑問を投げかけた。またほかのネットユーザーは親権剥奪の判例を挙げ、チョ・ソンミンの場合、親権が剥奪されることもあると主張した。ポータルサイト「ダウム」の討論掲示板アゴラでは、親権回復に反対の署名運動が行われている。先月28日から始まった署名運動のコーナーでは3日現在、2万3600人が親権回復に反対の意思を表明した。

 しかしネットユーザーたちのチョ・ソンミンへのバッシングに、自省の声も少なくない。詳しい状況を知りもせず、一人の人間を潰そうとする行為は犯罪だと糾弾した。あるネットユーザーは「チョ・ソンミンへのバッシングはあまりにも無責任な殺人行為。今回のことは当事者たち以外は分からないのに、ネットユーザーが一方だけを見て責め立てている」と声を高めた。

 当事者たちは外部との接触を最大限抑えて、静かに歩み寄りを見せている。今回の事件にかかわっているある情報筋は「両者が最大限静かに今回のことを解決したがっている。裁判まで行かないようにお互いが最大限努力しており、早いうちに両者が顔を合わせるかもしれない」と語った。

イ・ヘワン記者

【ニュース特集】チェ・ジンシルさん自殺

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