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イワン、日本のファンミーティングで歌、料理も披露
新作映画『少年は泣かない』の公開を間近に控え、プロモーションに多忙な俳優イワンが、2日午後、東京・原宿クエストホールでファンミーティングを開催した。イワン公式ファンクラブ(http://lee-wan.jp)の「第2期ファンミーティング2008」として行われたもの。
『少年は泣かない』について、「手が先に出る、血の気が多くけんかっ早いという演技は大変だったが、情け深く、義理堅いという部分はやさしかった」とし、「原作は日本の小説「傷痕」で、それを映画『ブラザーフッド』の監督が脚色したもので、日本人の情緒にも合う作品で、共感してもらえると思う」と、日本での早期公開をとの願望を語った。
ファンミは500人規模と比較的小さなもので、ファンとの距離感を感じさせないものだった。ファンからの質問に直接答えたり、キムチチヂミを作ってファンに自ら食べさせてあげるなど、和気あいあいとした雰囲気で終始進められた。
ファンからの「共演者で仲がいい人は」との問いには、「年上の俳優さんと仲良くなることが多いです。チョンジンさん、キム・ミンジュンさん、ソン・チャンウィさんなど」と答えた。「共演して好みの女優さんは」との質問には「よく、周りにきれいな人(女優)がいっぱいいるのに、なぜよそで彼女を見つけようとするんだ、といわれる。道で会うときれいだと思う人でも、仕事の現場ではそう思わないことが多い」とした。
また、歌のプレゼントとして「みんなが知っている歌を歌いたいと思った。自分が中学・高校ぐらいの時、はやっていた」と、ドラマ『美しき日々』のOSTからリュ・シウォンも歌った「約束」を披露。最後には、全員と握手会とツーショット写真撮影会も行われた。
一方、イワンがソン・チャンウィと主演を務めている『少年は泣かない』(ペ・ヒョンジュン監督、MKピクチャーズ制作)は韓国で11月6日に公開される。韓国戦争(朝鮮戦争)直後、すべてを失った二人の少年が、生きるために非情な大人たちに立ち向かう姿を描いた映画。2006年に撮影されたが、公開が延び延びになっていた。イワンは韓国映画初出演で、義理人情に厚いが、けんかが絶えない少年チョンドゥ役を熱演している。
東京=野崎友子通信員