「誰のための第三者管理なのか」

 故チェ・ジンシルさんの遺族と元夫チョ・ソンミンの間で、遺産管理に対する意見がまとまらない中、故人に近い関係者が今回の事態を見守りながら、つらい胸のうちを打ち明けた。

 関係者は31日、スターニュースとのインタビューで、「故チェ・ジンシルさんは生前、全ての財産管理を一緒に暮らしていた母親に任せていた。亡くなる前日も、母親から小遣いをもらっていた」と話した。

 同関係者は「チェさんが周囲から“チャンスニ(ケチな女性を比喩〈ひゆ〉した言葉)”と呼ばれるぐらい倹約・節約家だったということは、皆が知っている通りだ。芸能生活20年間、チェさんは母親から小遣いをもらって使っていたほどで、全ての財産管理は母親が行ってきた」と語った。

 続けて「チョ・ソンミンが主張する、故人の財産についての第三者管理は誰のためのものなのか」と嘆いた。

 故人の遺族とチョ・ソンミンは、二人の子どもが相続した遺産の管理問題について、意見が食い違い歩み寄りが見られず、近いうちに法的攻防に発展する見込みだ。

 チョ・ソンミンは先月29日、メディア各社にコメントを送り、「遺産を使用したり、管理する意思は全くない」と主張、遺児らが成人になるまでは、財産管理を第三者(弁護士、金融機関、信託など)に管理させるべきだとの立場を示していた。

キム・スジン記者

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