「弁護士や裁判所が決める第三者信託を通じ、故人の遺産を子供たちにそっくりそのまま譲り渡したいだけ。元妻チェ・ジンシルの遺産に手出しするつもりはない」

　元プロ野球選手で故チェ・ジンシルさんと2004年に離婚したチョ・ソンミンが真意を語った。29日の報道によると、チョ・ソンミンは先日、弁護士を通し「真意が大きくねじ曲げられて伝えられている。わたしが故人の財産に手出しするような破廉恥な人間であるかのようにされている。これは全く事実ではない」と主張したという。

　チョ・ソンミンに近い関係者は「まず、チョ・ソンミンはチェ・ジンシルさんの遺産に全く関心を持っていない。1ウォンたりとも所有したり、管理したりしようという意図はない。ただ、子供たちがまだ幼いので、成人するまで故人の遺産が裁判所や弁護士など適正な第三者の手により管理されることを望んでいるだけで、他意はない」としている。

　さらに、「子供たちの養育権についても、子供たちの希望に沿い、叔父（チェ・ジンシルさんの実弟）チェ・ジニョンや祖母（チェ・ジンシルさんの実母）が育てることになっても構わない。誰が子供たちの面倒を見るにしても、養育費は裁判所や信託委任者を通じ、毎月一定額を受け取る方式を取ればいいだろう」とも。

　チョ・ソンミンは、チェ・ジンシルさんの遺産が子供たちに相続されることから、これに対し何らかのシステムを整えておきたいという意向を持っているものと伝えられている。

　また、チョ・ソンミンは関係者を通じ「子供二人の親権回復については現在、悩んでいる。養育権を主張したり、遺産に関与したりしようという意図は全くない」と明らかにした。

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