女優のチェ・ジンシルさんが自殺し、二人の子どもの未来にも関心が集まっている。

 チェ・ジンシルさんは元プロ野球選手チョ・ソンミン氏と結婚し、息子(7)と娘(5)を出産。2004年チョ・ソンミン氏と離婚直後、養育権を得たチェさんは、5月に裁判所で子どもの改姓が受理され、子どもの姓を「チョ」から「チェ」に変更した。

 しかし彼女の突然の死で、親を失った二人の子どもは果たして誰の保護を受けることになるのだろうか?

 結論から言えば、チェさんが養育権を得た当時、継承順位をどのように決めたかによって、今後の保護者が変わることになる。家庭事は夫婦間の合意が最優先のため、チェさんの次にチョ・ソンミン氏が養育権を持っており、それに従って継承される。

 しかし特別に決めていない場合、家庭法で定めた手順によって養育権が移ることになるが、その場合残った親が最優先権を持つことになる。

 キム・セジュン弁護士は「養育権は現実的な問題なので、チェさん家族とチョ・ソンミン氏が合意をしなければならないと思われる。ただ、チョ・ソンミン氏に優先権があるため、本人が育てると言えばチェさん家族が養育権者の変更申請をしなければならない」と明らかにした。

 また「もっと大きい問題はチェさんの財産だ。子どもたちが財産相続を受けられるが、未成年のため親権者であるチョ・ソンミン氏が代理として管理することができる。これを阻止するためにはチェさん家族が親権喪失審判請求や財産上の代理権喪失請求をしなけらばならない」と説明した。

 チョ・ソンミン氏はチェさんと離婚後2005年に再婚している。

イ・ジョンヒョク記者

【ニュース特集】チェ・ジンシルさん自殺

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