-結果には満足したか?

「当然満足できませんでした(笑)映画では興行を無視することはできませんから。僕が撮影費を出したわけでもないし、スポンサーやスタッフのことも考えなければならないし」

-実際、「韓流映画」という見方が多かったようだが

「『韓流のために急造された作品』という記事が氾濫しました。後でクォン・サンウと二人で酒を飲みながら『韓流のためだったならこんな内容にするはずがない』と嘆きました。韓流映画ならやくざが出てくるような荒々しいノワール映画にする必要はない。美しいラブストーリーの方がいいじゃないですか。当時の記事にはかなり失望しました。そんな意図ではなかったのに、どうしてこんなに罵倒されるのかと悩みました」

-韓流についてどう考えているか?

「韓流というと、韓国人もやや軽視する傾向にあります。『間もなく消え去る一時的なブーム』という見方です。実際、『秋の童話』や『冬のソナタ』は特別な準備なしで韓流を巻き起こした作品です。今この瞬間も、海外の方々が韓国の俳優たちの演技を見て韓国語を学び、韓国に観光に来る…。これは4~5年前までも想像できなかったことです。この貴重なチャンスをうまく開発し、大きな付加価値を生み出すこともできるのに、韓国自体が韓流をあまりにも見下げているのことが残念です」。

「可愛いと言われるのが嫌で毎日まつ毛を切ったことも…」

-視聴率、批評家たちの高評価、ファンからの人気、この3つの中から1つを選ぶとしたら?

「3つともとても大切なことです。(しばらく悩んだ後)ひとつだけ優先するなら、いい作品で高い評価を得たい。『エデンの東』に出演してから、久しぶりに真面目な作品を見ることができて嬉しいとよく言われます」

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