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ミヌ&チョンジン単独インタビュー(下)
-10周年を迎え、今自分自身にかける言葉とお互いに伝えたい言葉は?
ミヌ「自分への言葉は”変わらないで”。その意味は、自分自身がここまで来ることができてありがたいと思う気持ちを忘れないこと。周りの人々や友達、ファンに支えてもらったことに感謝の気持ちを変わらずに持ち続けたいのです。チョンジンへは、“揺るがないで”。そして自分を一番愛してほしい。周りにはいつも僕たちがいるので、チョンジンの軸をしっかり作ってほしい」
チョンジン「自分には“初心を忘れないで”。昔は幼くて何も知らずにとにかく頑張ってきたけど、今はいろいろなことが分かってきて視野が広がり、きちんと考えて出来るようになりました。自分のこともしっかりつかめています。休む暇も無くずっと仕事をやり続けていられることが、とても幸せです。ミヌへは、“揺るがないで、自分を愛して”…というのは冗談です(笑)。もうすぐアルバムも発売されるので、体に気をつけて頑張って欲しい。仕事をする時はいつも笑顔で。僕にはミヌ兄貴しかいない。本当に愛していると伝えたいです」
-最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。
チョンジン「最近はSHINHWAとしての活動があまり出来なくて、日本に来てもファンが集まってくれるか、とても心配でした。でも、たくさんの方が集まってくれて本当にうれしかったです。一人だったら寂しさや不安もあったかもしれないけど、ミヌと一緒に来れたことも、とてもうれしいです。今日はSHINHWAのライブのように、うれしくてとても気持ちが良かったです。日本のファンの方の気持ちが変わらないように、僕たちはファンとの”約束”を守ります。ソロ活動も頑張りますので応援よろしくお願いします。イベントでも言いましたが、ファンの人が必要とするなら、どんなところでも行きます。田舎でもどこでも。皆さん、愛しています。9月にはミヌのアルバムが発売され、ソウルでライブもあります。日本の皆さんもぜひ来て下さい。ぜひぜひ!」
ミヌ「今日は久しぶりに、観客の顔から楽しさを感じ取ることができ、一緒に楽しめたと思います。僕自身も幸せを感じました。今日のようにいつまでも変わらないでいられたらいいです。最近、家族や恋人のようにファンの皆さんの事を感じるようになったので、これからは”ミヌ”がいつも皆さんのそばで、愛と笑顔で恩返ししていきます。もうすぐアルバムが発売します。新たな気持ちで作りました。コンセプトは”いい感じ!”です。 このアルバムは、皆さんが期待しれくれた分、それ以上に楽しませる自信があります。これからも 一緒に楽しみましょう。9月にソウルでチョンジンのライブがありますが、僕は12月にまた日本に戻ってきてコンサートをやります。兵役前に日本で行なう最後のライブになると思いますが、たくさんの方が来てくれるとうれしいです。皆さんそれまでお元気で、愛しています」
イベント終了直後にもかかわらず、疲れた顔を見せることなく、取材に応じてくれた二人。ユーモアたっぷりに、終始笑顔で一つ一つの質問に真剣に答えてくれた。
彼らを目の前にしたとき、ステージからは汲み取れなかった二人の10年の信頼と絆を強く感じた。
東京=小林宏江通信員