SHINHWAのメンバー、ミヌとチョンジンの日本公式ファンクラブがオープンしたのを記念して26日、東京・渋谷C.C. LOMONホールで記念イベントが行われ、1700人のファンが集まり、大いに沸いた。

　二人は「ファンクラブができてうれしい。今日という日を迎えてうれしい。皆さんに会いたかった。これからもっと日本で活動したい」などと喜びとともに日本のファンへ感謝を示した。

　同じ事務所に所属しており、もともと仲がいい二人だが、この日は二人の「日本公式ファンクラブオープン記念イベント」とあって、終始ごきげん。舞台上では「I Pray 4 U」「ウシャ！ウシャ！」などを一緒に歌ったほか、トークやWiiでのゲーム対決でもじゃれ合い、抱き合ったり、キスをする（？）シーンも。ファンと一緒にステージを楽しんでいる様子だった。

　もちろん、「WA」（チョンジン）、「The “M”Style」（ミヌ）などソロ曲も披露。ソロシンガーとしての個性と実力も示した。二人はいずれも9月にソウルでソロコンサートを予定しており、「日本のファンの皆さんも来てください」とアピール。

　チョンジンは9月5・6日、ソウル広津区のMELON AXホールでソロライブを開催する。イ・ミヌは、8月23日に予定されていたソロコンサートが延期になりファンを心配させたが、その理由を「4thアルバムの完成度を高めるためのリリース遅延によるもの」だったと説明。「4thアルバムに期待して欲しい」と自信を見せ、あらためてアルバム発売後の9月28日にソウル・清譚洞のクラブ・アンサーでライブを行うことが決まったと語った。

　さらに、イ・ミヌは日本で12月17・18日に東京・JCBホールでコンサートを行うことも発表し、「韓国男子の義務を果たさなければならないので、日本へ（兵役前に）来られるのは最後になると思うので、ここにいる全員来てくださいね」と呼びかけた。

　またチョンジンは「今後は映画などで俳優活動もしていきたい」と歌手活動以外に幅広く活動していく意向も示した。

　イ・ミヌ、チョンジン共に、今回のファンクラブオープンにより、個人として日本ファンのより大きな期待を背負うことになる。ソロとして、それぞれの腕と魅力に磨きをかけて、ファンにその姿を見せてくれることを期待する。

東京＝野崎友子通信員