11日夕、東京・代官山UNITで初の公式ファンクラブのファンミーティング開催を前に、メンバーが会見を行った。韓国での番組収録のスケジュールのため欠席したD-LITEを除く4人が率直な思いを語った。

 8月8日に韓国で発売したサードミニアルバム「STAND UP」が好調なBIG BANGは「韓国では久々のアルバムだったが、反応がとてもよくて感謝している(G-Dragon)」と話し、「STAND UP」のタイトルに込められた意味合いを「男らしいイメージ、そしてみんなに立ち上がって聞いてもらいたいと(SOL)」とし、アルバムへの自信と成長を誇示した。


 そして、BIG BANGは10月22日に日本で初のフルアルバムの発売が決定したという。「今までに韓国で発売したアルバムの中から選んだ曲に、新しいR&Bを基調にした秋らしいテイストの曲を加えた(V.I)」と韓国での勢いを日本でも見せようとの意気込み十分のようだ。

 アルバム発売に合わせて、日本でのライブツアーの日程も発表された。10月28日大阪、同29日名古屋、11月1日千葉・幕張メッセでライブが行われることが決まった。「韓国での全国ツアーを終え、日本でも本格的なツアーを行う。東京以外のファンに初めて会うということで緊張しているが、より頑張らなければと思う」と期待感を示した。


 また、最近それぞれソロ活動でも活躍していることに関し、「オム・ジョンファさんのアルバムに参加した。今後YGの新人のアルバムにも協力する予定だ。来年は自分のソロCDも出すつもり。メンバーそれぞれが個性を出した活動をしており、自分もそのようにしていきたい(G-Dragon)」、「プレッシャーもあったが、至らぬ点もはっきりしたし、だんだん余裕も出てきた(SOL)」「『ソナギ(夕立)』というミュージカルに参加したが、歌手としての活動に役立つものだった。沖縄での公演も行って、日本のファンも喜んでくれた(V.I)」、「BIG BANGのメンバー以外との仕事の機会に恵まれたことはとてもよい経験(T.O.P)」と振り返った。


 その上で、ソロ活動によっての変化を問うと「大人になった気がする。より感情表現ができるようになったと思う(G-Dragon)」、「雰囲気が変わった。それぞれが自分の元気をさらに見つけた気がする。以前よりよく話すようになった。それぞれがより自分を表現できるようになった表れだと思う(SOL)」、「成熟した。アルバムコンセプトもそのようにしたが、音楽的にも成長した」(T.O.P)などとそれぞれ成長を感じることを口にした。


 そんな中、一番年下のV.Iは「(ソロ活動期は)孤独だったが、メンバーが集まって、雰囲気が楽しくて明るくなった。皆と活動できてうれしい(V.I)」とグループへの愛情を率直に口にした。各自がソロ活動の意味合いを感じ、今後も続けたいとしながらも、それがBIG BANGとしての活動にプラスになることも自覚し、その絆を強めたと感じた。

 ユニークなヘアスタイルや黒を基調にしたファッションも成長の表現のひとつだというBIG BANG。会うたびに、いろいろな意味でより「かっこよく」なっていくから不思議だ。



東京=野崎友子通信員

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