最大手映画会社CJエンタテインメントと最大スクリーン数を誇るCJ CVGと日本の映画配給・興行会社で常に先進的なプロジェクトに挑戦しているティ・ジョイが、既存の映画流通経路を打破し、シンプルに両国の優良コンテンツを届け合おうと生まれたプロジェクトが始動する。

 このニュースは8日、日本経済新聞でも報じられ、「両国で上映される作品は従来、韓国の恋愛映画や日本のアニメ映画など劇場側にとって確実にヒットが見込める特定のジャンルに偏りがちだった。今契約により、個性的な作品などでより幅広い顧客層を開拓できると両社はみている」としている。

 CJ エンタテインメントがセレクトした韓国コンテンツを、日本のティ・ジョイ運営劇場で上映し、ティ・ジョイのセレクトした日本コンテンツを、韓国におけるCJ CGV運営劇場で上映するという画期的なこのプロジェクトで、両国は年3作品以上を交換上映することを目指しているという。

 その第一弾が日本で「男たちが熱い! ベスト・アクションズ in コリア」として8月9日に公開。『タチャ イカサマ師』『熱血男児』『ケンカの技術』の3作品が新宿バルト9、T・ジョイ大泉、エクスワイジー・シネマズ蘇我で上映中だ。

 韓国ではゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ~』が、10 月中旬からCJ CGV 運営劇場にて上映が予定されている。

東京=野崎友子通信員

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