日本でビザが延長できなかった「元祖韓流」演歌歌手の桂銀淑(ケー・ウンスク)=47=が極秘に帰国していたことが確認された。

 覚せい剤取締法制限法違反(所持)で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡され、ビザ延長を拒否された桂銀淑は2日午後1時5分、羽田発のアシアナ航空便で帰国した。

 桂銀淑に近い関係者は6日午前、「日本当局からビザ延長を拒否された後、東京のホテルなどに滞在し、帰国の準備をしてきた。母親と共に韓国に戻り、新たな出発を誓った」と話している。

 桂銀淑は現在、ソウル市江南区の自宅にいて、身の回りの整理が終わり次第、記者会見で今後の活動計画や覚せい剤を使用するに至った経緯などを説明するとのことだ。

 桂銀淑は1977年にCMモデルとして韓国芸能界にデビュー、85年に『大阪暮色』で日本に進出、90年には日本レコード大賞のアルバム大賞を受賞するなど、キム・ヨンジャと共に「元祖韓流」の演歌歌手として一時代を築いた。

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