3日、日本公式ファンクラブ発足記念ファンミーティングを終えたばかりの俳優アン・ジェモと、まさに力強い応援団長のようにイベントを盛り上げていた俳優であり芸能人レーシングチームR-STARSチーム監督のイ・セチャン。二人がインタビューに答えてくれた。

-ファンミーティングを終えたばかりですが、今の率直な心境をお聞かせください。

 「とても満ち足りた、やりがいのあるファンミとなりました。自分以上にファンが喜んでくれたのがうれしかったです」(ジェモ)

-歌も披露しましたが、何点ぐらいの出来でしたか。

 「70点ぐらいですね」(ジェモ)

-イ・セチャンさん、今日のジェモさんはどうでしたか。

 「すごく立派でした。日本にこのように進出している姿を見て、自分は親ではないんですが、親が子の晴れ姿に見とれた、というような気持ちでした。歌も、緊張したら歌詞を忘れたりしそうなものだが、しっかりと歌って素晴らしかったですね」(セチャン)


-じゃあ、歌も満点ですか?

 「歌は70点かな。ジェモは日本に来る前、ドラマの撮影でとても忙しかったので…次は80点ぐらいいけるでしょう(笑)。自分の歌は…お酒が入るとうまくなるんですが」(セチャン)

-アン・ジェモさんにとってイ・セチャンさんはどんな人でしょうか。

 「家族のような感じです。一緒にいても気の置けない関係というか…何でも話せるし、相談できるし、本当に頼れる存在です」(ジェモ)

-アン・ジェモさんはイ・セチャンさんにとってはどんな存在でしょうか。

 「ジェモはチーム(R-STARS)の柱となるエースドライバーで信頼のおけるドライバー。予選でいつも上位に入る安定感は実力の現れ。いろいろあってこのところうまくいかないレースが続いていますが、後半はやってくれるでしょう。また、俳優としても日本はもちろん、アジアで広く活躍できる実力の持ち主です」(セチャン)

-日本でカーレースをする予定はありますか。

 「実は、話はいろいろ来ています。韓日の芸能人レーサー同士のレースとか…スポンサーとの契約関係など問題がクリアになれば、ぜひ実現させたいですね。ジェモが走って、ぼくは無線機を握って(笑)」(セチャン)



 二人とも酒好きで、よく一緒に飲むという。前日は、アン・ジェモはファンミに備えて飲まなかったので、イ・セチャン一人で飲んだ。どっちが強いんですかと聞くと、互いに相手を指さし、「自分じゃない」と否定してはじゃれ合っていた。

 イ・セチャンの賛辞の言葉は、アン・ジェモのイベントであることの気配りと、多少割り引くとしても、互いの信頼感や愛情の言葉は間違いなく本物だと感じられた。アン・ジェモのファンミの成功に、イ・セチャンの力が大きく寄与したことも間違いない。

東京=野崎友子通信員

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