パク・ヨンハが7月5日の仙台を皮切りに、福岡、札幌、新潟、大阪、広島、名古屋、東京の8都市10公演を行ってきたファンミーティングツアー「Summer face Japan Event 2008」が23・24日の東京・国際フォーラムホールでファイナルを迎える。

 今年3月から5月に韓国で主演したドラマ『オンエアー』のヒットもあり絶好調のパク・ヨンハ。今回のツアーではのべ2万3000人を動員した。

 23日、今回のツアーでも最大規模の東京公演のせいもあってか、ちょっと緊張気味にスタート。しかし、ファンの大歓声にその緊張も、すぐに解けていった。

 ステージはパク・ヨンハがラジオDJ、というイメージで作られていた。自身で、ファンからのメッセージを日本語で読み、それに日本語で答えていく、というトークコーナーでは、これまで磨いてきた日本語の力を大いに発揮。通訳なしで進行し、ファンを驚かせた。

 「自分はいたずら好き」と言って、メッセージボックスをひっくり返したり、子どもじみたしぐさを見せるかと思えば、しっとりとファンへの愛をきれいな言葉でつづった手紙の朗読をするなど、ファンの心をわしづかみにしていた。


 またこの日、今年度初となるシングル「Behind love~片思い」が発売になった。もともと『オンエアー』のメインテーマとして流れていた曲を日本語詞バージョンとしたものだ。ファンミではこの「Behind love~片思い」や収録曲「promise」をいち早く生披露し、観客を沸かせた。

 なお、この「Behind love~片思い」は、23日付のオリコンデイリーチャートで3位を獲得し、好調な出足を見せている。さらに同曲はMnetで7月30日より日本初放送が開始される『オンエアー』のエンディングテーマに使われる。

 パク・ヨンハは『オンエアー』終了後しばらく続いた日本での活動を終えた後、秋には映画の撮影に入るという。そして12月には再び日本でのアリーナツアーを行う。12月3日に横浜アリーナ、12月20日に日本武道館、そして来年1月8日に大阪城ホールで行われる大型コンサートは、ファン待望はもちろんだが、本人もわくわくしているという。

 「俳優」として復活し、その表情からも一回り大きくなった感のあるパク・ヨンハ。歌に演技に、さらなる飛躍が期待される。

東京=野崎友子通信員

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