俳優キム・ジェウォンが12日、東京でのファンミーティングと写真集の撮影とファンイベントのため訪日し、記者会見に臨んだ。

 キム・ジェウォンは、最近、CD発売が報じられファンの間で早くも話題となっていたが、

 そのタイトルは「Promise~同じ空の下~」と決まった。市場リリースはまだだが、13日のファンミーティング用に特別に緊急リリースされたものが、13日のウェルシティ東京で開催されるファンミーティングで販売される。

「歌手になるつもりはないんです。今回は積極的に取り組んでいるところをファンに見せたかった。これまでは他の人の歌を歌ってきましたが、ファンのためにとオリジナルの曲を用意しました。「Promise」と「I miss you」の2曲入っています。Smileという若手デュオの方が楽曲を提供してくれたものです。家族には評判が良かったんですが、自己採点するなら50点ぐらい? 酒を飲んだときはいい曲じゃないかと思うんですが、しらふの時には十分には聞けません(笑)」とジョークを交えて説明した。


 また、変わらぬキラースマイルの秘密を問われると「声が低いし、無口になると冷たい印象を与えてしまうので、笑顔で優しく声をかけようと心がけています。怒ったときは、いつもより少し声を低くすると、みんなが怒ったかなと思ってくれます。ほんとに怒ったときは酒を飲んで解消するかな」と笑顔で答えた。

 子どもへのチャリティーに熱心なことでも知られるが「子供と触れ合いながら、自分の子供のころを思い出します。運動を始めてから性格が積極的になってきたのですが、高校のときまでは、女性とはほとんど話もしたことがないんです。ただシャイだっただけなんですが、誤解されたことも。それで、恥ずかしがり屋の子供の気持ちがわかる」などと自身の体験に触れた。

 「活発に活動できない子どもたちに歌など歌ってあげたいが、今回のCDの歌は、子ども向けではなく、ファンの皆さんのために作ったもので、残念ながら子ども向きではないですね(笑)。またの機会があったら、子どもたちのために歌いたいのですが、自分の声が低いので子どもに向かないかな。12時以降は聞かないでください、とかしないと」とまたジョークを飛ばした。


 ファンミーティングに引き続き行う写真集のコンセプトは「ヨーロッパのダンディーなセレブな感じ」だそう。「これまでと違うイメージになる予定だが、自分がそれに付いていけるかどうか心配」とのことだが、ファンの期待は早くも膨らんでいる。

 なお、今回のCDの売り上げやファンミーティングの収益の一部はキム・ジェウォンチャリティープロジェクトを通じてピースウィンズ・ジャパンに寄付されることになっている。

東京=野崎友子通信員

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