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ヤン・ミギョンの弟、横領罪で懲役1年6月
ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』(MBC)でハン尚宮役を演じ人気を集めた女優ヤン・ミギョン(45)の弟(43)が横領罪で刑務所行きとなった。
ソウル南部地裁刑事2単独のイ・インソク判事は、2006年に姉であるヤン・ミギョンのマネージャーを務めていた弟に対し、「広告出演料の50%を支給する」などの内容が含まれた偽の契約書を作成した上、計4億ウォン(約4000万円)余りの出演料をだまし取った疑いなどで懲役1年6月を言い渡した。
裁判部は判決文で「姉の出演料を横領し、家族に横暴な振る舞いをしたにもかかわらず、罪のない姉を告訴するなど罪質は重い」と述べた。
ヤン・ミギョンは定職のなかった弟を「まともな人間に育てる」という思いから06年6月にマネージャーとして雇用、出演作品の契約金の30%を弟に支給するという内容の契約も結んだ。
しかし弟は姉名義の偽の印鑑を使い、「広告出演料の50%を支給し、芸能活動の収益金の受領権限を委任する」という偽の契約書を作成した上で、出演料などを横領した。
昨年4月、横領の事実が明るみになると、弟は「契約に違反し、2億8300万ウォン(約2970万円)を支給せず、暴行まで働いた」として姉を告訴、姉ヤン・ミギョンと両親は横領・暴行などの疑いでそれぞれ弟・息子を反訴していた。