ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン…。俳優3人の強烈な個性が爆発した映画『良い奴、悪い奴、変な奴』のポスター撮り映像が公開された。

 普通、映画ポスターの撮影は写真家のスタジオで行われるが、『良い奴、悪い奴、変な奴』のポスター撮りは現場の臨場感を生かすため中国で行われた。映画そのものの撮影かと思わせるような機材を持ち込み、スタッフ50~60人が1泊2日がかりで取り組むという大規模な「ロケ」だった。

 撮影は映画のハイライトである追撃シーンが展開された大平原、バラック小屋のセット、アヘン窟(くつ)のセットで行われ、移動距離だけでも車で3~4時間、40℃以上の猛暑との戦いだった。特に、映画撮影中の貴重なオフ2日間をポスター撮影に費やした俳優3人やスタッフらの苦労がうかがわれる。

 「この映画で僕が一番うまくいったと思うのは、あの俳優3人を1本の映画に出演させたということ。それぞれあまりにも見事に演じていたので、最も大きな達成感を感じたキャスティングだった」。

 このキム・ジウン監督の言葉通り、ポスター撮影でも素晴らしい相乗効果を挙げた3人の俳優。韓国映画史上、最高の共演が実を結んだ『良い奴、悪い奴、変な奴』は7月17日公開だ。

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