MBCドラマ『夜になれば』に出演中のキム・ソナは「今、わたしはキム・ソナではなく文化財庁取締チーム員ホ・チョヒ」と宣言、役に入れ込んでいる。

 キム・ソナは撮影の待ち時間に文化遺産に関するニュースを検索したり、本を読んだりして文化財関連情報を集め、未明まで続くハードな撮影にも疲れを見せず、共演者を励ましている。そして、「ホ・チョヒはルックスに気を使うタイプじゃないから、ノーメークも覚悟しています」と必要最小限のメークで役作りに努めている。

 『私の名前はキム・サムスン』でも「役作りのためなら」と体重を増やし女優としてのタブーに挑んだように、『夜になれば』でも文字通り「体を張った」演技をしている。そのためか、スタッフはもちろん、視聴者からも「キム・ソナでないホ・チョヒは想像もつかない。やっぱり最高の役作りをする国民的人気女優」と称賛されている。

 キム・ソナは「朝鮮時代後期の画家、鄭歚(チョン・ソン)の内金剛を探し出すというシーンの撮影で、“流出した文化財が実際にわたしたちのそばにあったらどんなに素晴らしいことか”という気持ちが自然にわいてきました。“ドラマで誠意を尽くした演技をお見せすれば、韓国の文化遺産や文化財探しにもっと関心が集まるのでは”という使命感を感じ、ベストを尽くしています」と話している。

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