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キム・ソンス、東京で初のファンミ開催
20日、俳優キム・ソンスが東京・品川プリンスステラボールで「キム・ソンス・ファンミーティング2008」を開催した。東京では初めてのファンミーティングで、800人のファンにその爽やかな笑顔、精悍な姿を見せた。
キム・ソンス出演の最新作であり、日本では韓国総合エンターテイメントチャンネルMnetで放送が開始された『BAD LOVE~愛に溺れて~』をはじめ、これまでの出演作についてのエピソードなどのトーク、ファンからのQ&Aなどのほか歌を披露、全員との握手会などファンとの身近で熱い時間を過ごした。
ファンミーティングに先立ち行われた記者会見で、『BAD LOVE~愛に溺れて~』で「許されない愛」に向かっていく役どころに関して「最初お話をいただいたとき、結婚していて一目ぼれするというのはありえるのか、と理解するのは難しかった。しかし、不倫というのでなく、かなわぬ愛、と思い演じた」などと語った。
また、愛に溺れたことはあるか、との質問に「自分にとって愛は大切で、愛に対して多くの期待を持っている。愛がなければ他に何を持っていても足りない。以前は愛というと男女のものと思っていたが、今は大きな意味で人と人の愛を大切に思っている」と答えた。
共演したクォン・サンウについては「彼は年下だが、10年来の友達、ファミリーです。モデルデビュー当初からすぐ親しくなることができた。何事にも一生懸命で、よく笑う男。家族に対する愛情も深くて、いい男です。一緒に仕事ができることになりとても楽しかったし、彼はイ・ヨウォンさんのことをいつも笑わせていた」と語った。
気になる今後の予定は「来月から撮影が始まるKBSのドラマが決まっており、秋に放送予定だ。これまではルックスのせいか、強く、金持ちで、愛に苦しむ役が多かったのだが、もう少し軽く明るく取り組める役。以前歌手をやっていたが、車も持っていない貧しい役で、これまでと違った姿を見せられると思う」と明かした。
一方、真面目な話が多かった会見とは雰囲気も変わったファンミでは、持ち前の明るさでユーモアたっぷり、ジョークも交えてトークもはずんだ。
スポーツ好きで知られるキム・ソンスだが今は野球にはまっていて、自分は投げる、打つ、走ると何でもできるマルチプレイヤーで、ニックネームは「野球の天才」だという。
また、りりしいまゆ毛のお手入れはと問われると「これは家系で、父親も祖父も濃くて、唯一自分がメイクしないのが眉」と答えたり、ファッションのこだわりはとの質問には「以前モデルをしていたので、服にはこだわりがある。色、スタイルは自分に合ったものを。流行は気にしないが、ギャラの高いコーディネーターを付けること」などと語った。
さらに「今はその癖は直した」と強調しながら、以前は酔うと何かを持ち帰る癖があり、ある朝起きると、部屋に某店の街頭看板があったことも告白。終始なごやかに、リラックスしてファンとの時間を心から楽しんでいる様子が伺えた。
なお、ファンミーティングの模様は8月30日の午後11時からMnetで放送される。
東京=野崎友子通信員