強じんな体力が自慢の女優キム・ソナが、休む間もなく映画やドラマへの出演が続いたことで、限界を見せ始めている。

 今月15日、ソウル・竜山の国立中央博物館で、MBC月火ドラマ『夜になれば』(ユン・ウンギョン監督、ソン・ヒョンソク演出)の撮影が徹夜で行われた。この日、キム・ソナは暑さに加え、10時間以上にわたって撮影が続いたため、すっかり疲れきり、体力が限界に達したかのように見えた。

 キム・ソナはこの日、カメラの前で鼻血を出し、撮影監督やソン・ヒョンソク・プロデューサーらを驚かせた。10年ぶりに鼻血を出したというキム・ソナ本人も非常に驚いたという。

 キム・ソナは今月初めに公開された映画『ガールスカウト』の主演女優としてPRに奔走。それが終わるやすぐに、『夜になれば』の撮影に合流した。キム・ソナにとって、『夜になれば』は爆発的なブームを呼んだドラマ『私の名前はキム・サムスン』以来3年ぶりのドラマ出演となるため、関係者やファンたちは大きな期待を寄せ、さらに本人も意欲的に取り組んでいた。このため、体力の消耗をものともせず、演技に没頭していたと考えられる。

 キム・ソナは「ここ最近、あまりにも多くの映画やテレビへの出演が重なったため、疲労がたまっていたようだ。それでも、(『夜になれば』の)ホ・チョヒという役柄にすっかりハマったため、撮影中には疲れを感じることがなかったが、そのために体がSOS信号を発したようだ」と恥ずかしそうに話した。

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