ペ・ヨンジュンが「ドラマ『太王四神記』プレミアムイベント2008 in JAPAN」出席のため、30日に関西国際空港に降り立った。ファンはペ・ヨンジュン到着の二日前から集まり始め、空港側は安全を考慮し先着順に番号表を配布した。現地の警察は、関西空港が完成して以来こんなことは初めてだ、と驚いていた。

 日本ではペ・ヨンジュンの人気がとりわけ高く、空港でのファンの華やかな出迎えが有名だ。「お迎え祭り」という単語があるほどだ。関西空港も、まさに祭りの現場そのものだった。

 祭りに欠かすことができないものの一つが、ペ・ヨンジュンの視線を引きつけるためにファンらが用意した独特のプラカード行列だ。つたない韓国語で「愛してます」と書くのは基本。「わたしの人生の全て」「よくいらっしゃいました」などの愛嬌あるものや、「二日前から待っていました。わたしを見て」という涙なしには見られない文言も目に付く。

 ペ・ヨンジュンが入国する二日前から空港に泊り込んでいたという64歳の女性ファンは、他の人に場所を取られるかもしれない、と座ることも眠ることもできないまま、一日を過ごした。その後、ようやく番号表を手にし、空港のベンチで仮眠を取ることができた。くたびれないのかという質問に対し、彼女はにっこり笑って「体は疲れ果てるけれど、そんなことより心が躍る」と答え、ペ・ヨンジュンとの出会いを目前に控えたときめきを隠し切れない様子だった。

 ほとんどのファンは、数十時間待つことよりも、むしろ撮影中にけがをしたペ・ヨンジュンの足が完治したのかどうか気遣っていた。入国の際、堂々と歩いてやって来るペ・ヨンジュンの姿を見て、ファンたちは止むことのない拍手と歓声で出迎えた。

 今回のペ・ヨンジュンの大阪訪問は、ドラマ『冬のソナタ』の日本放映で熱く燃え上がった「ヨン様ブーム」がいまだ健在であることを立証した瞬間だった。

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