京畿道高陽市で整備が進められる観光文化都市「ハルリュ（韓流）ウッド（HALLYU WOOD）」＝仮称＝の広報大使に任命された香港の映画俳優ジャッキー・チェンが、韓国を代表する女優チェ・ジウとともに映画を撮りたいという希望を語った。

　29日午後4時30分、高陽市の韓流ウッド建設予定地で行われた着工式に出席したジャッキー・チェンは、共に広報大使に任命されたチェ・ジウに対し、「以前一度お会いしたことがあるが、普段から一緒に映画を撮ることができればいいな、と思っている」と話した。

　また、「俳優イ・ジュンギがあなたを尊敬しているというが、これについてどう思うか」との質問に対し、ジャッキー・チェンは「2007年末にイ・ジュンギが香港でファンミーティングを行ったとき、会って夕食を共にした。かっこよくて、なおかつ美しく、絶妙な魅力を持った友人だと思う」と笑みを浮かべた。

　一方、ジャッキー・チェンはこの日の着工式で、「最近、カン・ジェギュ監督と一緒に映画を作ることに関して意見を交わしている」と述べ、注目を集めた。

　その内容に関して「最近は警察関係の映画の話ばかり来るが、カン・ジェギュ監督と新たなジャンルについて研究している」と語った。

　そして最後に、韓国のファンたちに対し、「韓国とは長い縁がある。いつもわたしを香港人ではなく、韓国人のように歓迎してくれて、とても感謝している」と謝意を伝えた。