-約60年前の物語だが、どのように役作りをする?

 「わたしが生まれるずっと前の話だから、(役作りは)宿題です。資料を見て一生懸命勉強しています。中国で映画を撮るのは初めてなので、とてもうれしいです。さらに素晴らしい俳優の方々が加わる予定なので、わたしにとっては初恋のような作品になるでしょう」

-ジョン・ウー監督の作品は好き?

 「『狼/男たちの挽歌・最終章』がとても好きです。アクション映画だという人が多いですが、わたしはラブストーリーだと思います。だから次回作でも温かく美しい愛が描かれると思います。すごく期待しています」

-中国人役だからセリフも中国語になるだろう。今はどんな準備をしている?

 「中国語だけでなく、英語のセリフもあります。まだきちんとした台本が出ているわけではなく、準備中です。一生懸命頑張ります」

-ピョ・ミンス演出のドラマに出演することになっているが、スケジュールは重ならない?


 「そのドラマは7月初めに撮影が始まり、今年中に撮影が終わるようです。『1949』は年末にクランクインし、来年公開を目指しているので、大きな問題はないでしょう」

-ジョン・ウー監督との仕事はプレッシャーになる?

 「わたし一人でこの映画をリードしていくのではなく、有名な俳優の方々がさらに大勢出演することになっています。韓国人はわたし一人だけですが、プレッシャーを感じるよりも楽しい気持ちで撮影に臨もうと思います」

-17日にカンヌ入りしたそうだが、姿を全く見かけなかったのはなぜ?

 「ジョン・ウー監督が記者会見まで絶対に外部に漏らすなとおっしゃいました。だから『楽園の瑕(きず)』(原題:『東邪西毒』)のパーティーのとき、監督に付いてしばらく出かけた以外はずっとホテルにいました。“絶対に記者に会わないで”とおっしゃっていました(笑)。21日に帰国する予定なので、今日は1日思いきり映画祭を楽しむつもりです」

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