映画
『クロッシング』の追加上映決定=カンヌ映画祭
映画『クロッシング』が15日から開催されるカンヌ国際映画祭フィルム・マーケットで話題を呼びそうだ。
『クロッシング』はカンヌ映画祭本選コンペティション部門進出を狙ったが、最終審査で候補に上がれなかった。しかし、映画祭期間中に開催されるフィルム・マーケットで海外バイヤーの要請を受け、追加上映1回が決定した。
『クロッシング』関係者は「当初、フィルム・マーケットでの試写は17日だけだったが、各国取材陣やバイヤーからの要請が相次ぎ、21日にもう1回上映されることになった」と明らかにした。
この関係者は「『クロッシング』は餓死の危機にひんし、北朝鮮を脱出する脱北者の姿を真正面から描いた作品。かつて、カンボジア政権の実像を告発したローランド・ジョフィ監督の『キリング・フィールド』のように、国際社会に衝撃を与えるだろう」と話している。
主演のチャ・インピョとキム・テギュン監督は19日に韓国国内で試写会があるため、カンヌ国際映画祭は欠席するとのことだ。