映画『おばあちゃんの家』(2002)以来「国民の弟」と呼ばれ親しまれてきたユ・スンホだが、完成してから2年を経て今月8日に公開される映画『ソウルが見えるか』(ソン・ドンユン監督、ライン・ピクチャーズ制作)について「子役として最後の作品」と語った。

 これは、ユ・スンホが30日午後、ソウル市内の竜山CGVで行われた『ソウルが見えるか』メディア試写会・記者懇談会で語ったもの。

 ユ・スンホは「この作品は2年前に撮影しましたが、自分で見ても不思議なことばかりです。僕にあんなころがあったんだなあ…という気がして。声変わり前の子供の声だし…」と首をかしげた。

 ユ・スンホが演じたのは離島から修学旅行でソウルに行くことになり、母親探しをしようとする少年。

 ユ・スンホは「年を取れば取るほど、それに合った演技をしなければ、と思います。いろいろな役をしてみたいです。思い通りに行かないこともあるでしょうが、成長するにつれさまざまな役をするほうがいいから」と俳優らしく語った。

 また、「試験のとき、撮影で忙しくて先生から習えなかったところが出るとつらいです」と学業との両立の難しさを告白した。

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