カンヌ映画祭実行委員会は23日、ソン・ガンホ主演、キム・ジウン監督の映画『良い奴、悪い奴、変な奴』が第61回カンヌ国際映画祭公式部門中の一つ、非コンペティション部門に招待されたことを明らかにした。

 これで、昨年イ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』(原題『密陽』)でコンペティション部門に出場、チョン・ドヨンの主演女優賞受賞に貢献したソン・ガンホは、2年連続でカンヌのレッドカーペットに立つことになった。

 ソン・ガンホと共に『良い奴、悪い奴、変な奴』で主演しているチョン・ウソンとイ・ビョンホンもカンヌ入りする予定だ。イ・ビョンホンはキム・ジウン監督と組んだ映画『甘い人生』で2005年の非コンペティション部門に招待されており、同映画祭に出席するのは2回目だ。

 1930年代の満州(現・中国東北部)が舞台のウエスタン風映画『良い奴、悪い奴、変な奴』は200億ウォン(約20億円)という巨額の製作費が投じられた作品。トップ俳優チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホが夢の共演を果たした、今年最も期待されている韓国映画の一つだ。

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