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リュ・シウォン、7位もサバサバ=CJスーパーレース
20日、2008 CJスーパーレースチャンピオンシップ第1戦が龍仁エバーランドスピードウェイで行われ、華々しく開幕した。
タレントのイ・セチャンが監督を務める芸能人レーシングチームR-STARSとチームの中核ドライバー、リュ・シウォンらは、今年も注目が集まる中、話題を振りまいている。
スーパー2000クラスには、昨年同様、日本で大人気の俳優・歌手リュ・シウォンが出場。今年も開幕から400人近くの日本人ファンが観戦に訪れ、会場で熱い声援と視線を送った。10万ウォンという高額のプレミアムチケットも、日本人ファンの予約で事前に完売するなど、リュ・シウォンの人気は相変わらず高く、レースそのものへの関心も次第に高まっている。
しかし、そんなファンの願いをよそにリュ・シウォンは前日の予選で9位と出遅れ、決勝で奮闘したものの7位にとどまった。チームメートで予選2位だった俳優アン・ジェモも、力を発揮しきれず5位に終わった。優勝はイ・ジェウ(GM大宇)。
リュ・シウォンはレース後のファンミーティングで「今回は自分と車の気持ちがかみ合わなかった。最終ラップで後ろに接近していた車に気付かずチームスタッフに手を振ったすきに抜かれてしまって順位をひとつ損してしまった」などと冗談交じりに語ったという。
その一方で、チームを喜びに沸かせたのはスーパー1600クラスのR-STARS所属選手、歌手のキム・ジンピョだった。キム・ジンピョは予選で2位の好位置に付け、決勝レースでは見事なオーバーテークで1位になり、その後その地位を守り見事優勝を果たした。
キム・ジンピョと非常に親しいリュ・シウォンは、レース中から大きなポーズで声援を送っていたが、その優勝を力強い握手で称える様子に厚い友情がにじみ出ていた。
2008 CJスーパーレースチャンピオンシップは7戦にわたって開催され、次の第2戦は5月18日に決勝レースが行われる。
龍仁=野崎友子通信員