映画
シン・ヒョンジュン、映画で20年ぶり日本人役
俳優シン・ヒョンジュンが一世を風靡(ふうび)した映画『将軍の息子』の林(はやし)役を約20年ぶりに演じることになった。
シン・ヒョンジュンは『大変な結婚2』などでタッグを組んだチョン・ヨンギ監督の映画『朝鮮の拳』(テウォン・エンターテインメント制作)に出演することが決まった。『朝鮮の拳』はシン・ヒョンジュンの実質デビュー作『将軍の息子』のコミカル・バージョンだ。
シン・ヒョンジュンは1990年公開の『将軍の息子』で日本人暴力団組長・林役を演じ、そのカリスマ性で一躍スターダムにのし上がった。
今はコミカルな演技のイメージが定着したシン・ヒョンジュンだが、90年代初めは『将軍の息子』の林役や『銀杏のベッド』のファン将軍役など、りりしく男っぽい役が多かった。シン・ヒョンジュンにとってコミカルな林を演じるのは、自らをパロディー化して「セルフカバー」するということになる。
ただ、『朝鮮の拳』はさまざまな事情から今年下半期または来年初めにクランクインする予定で、シン・ヒョンジュンが演じるコミカルな林を見るにはまだしばらく待たなければならない。
シン・ヒョンジュンの関係者は「『朝鮮の拳』クランクインまで時間があるため、それより前に現在オファーが来ている映画を先に撮影することになるだろう」と話している。シン・ヒョンジュンは今年上半期公開予定の『Kill Me』をはじめドラマ・映画のオファーが絶えず、今年も大活躍が期待されている。