俳優チェ・ミンスが世界的な名優ロバート・デ・ニーロやアンディ・ガルシアと共に韓米日合作映画『Street of Dreams』(仮題)に出演することになった。

 『Street of Dreams』韓国側制作会社のヒョンジン・シネマは「1960年代のニューヨークを背景に活動した初の東洋系マフィア“モンタナ・ジョー”(本名:衛藤健)を中心に、裏社会のマフィアの物語を描く作品。モンタナ・ジョーは実在の人物で、人種差別や排斥運動の中で売春・麻薬を使わずマフィア一族のトップにのし上がった立志伝的な人物」と説明している。

 ヒョンジン・シネマによると、ロバート・デ・ニーロはイタリア系マフィアのボス「ビラリオ」役、アンディ・ガルシアはモンタナ・ジョーと反目するマフィア役を演じる。チェ・ミンスはモンタナ・ジョーの心の支えで、共にニューヨークの裏社会に進出し最後まで友情を守るため命を張る韓国人エディー役とのことだ。

 また、日系二世のモンタナ・ジョー役については4・5月に世界各国を対象にオーディションが行われる。日本語と英語ができ、キャスティングが既に決まっている俳優に匹敵する最高の俳優が期待される。

 オール米国ロケで製作される『Street of Dreams』(監督:レイモンド・デ・フェリッタ)は総製作費約4000万ドル(約40億円)という超大作。今年冬からクランクインし、2009年夏の世界同時公開を目指す。

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