ソウル江南警察署関係者は20日、「午前11時30分に加害者の男を釈放した。身柄を拘束しないまま捜査する方針で、事実上の捜査は終結した」と明らかにした。

 同署によると、加害者の男(27)はこの日午前、署を訪れた保護者に引き渡され、病院に精神鑑定を依頼するとのことだ。

 警察関係者は「加害者はすべての容疑を認めたため、ノ・ホンチョルさんと対質尋問(被告人・証人などの供述に食い違いがあるとき、両者を相対させて互いに言い分を述べさせる形の尋問)をする予定はない。次の判断は検察がするだろう」と語った。

 また、警察によると、男は昨年日本に行き会社勤めをしたが、精神疾患のため職場を解雇され、このほど帰国したという。男は警察の取り調べで「ノ・ホンチョルを見ると、あいつが父に何か間違ったことをしたという思いに駆られた」と話していたそうだ。

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