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22億円超大作『ロボットテコンV』、実写映像初公開
人気アニメを実写化した映画『ロボットテコンV』の映像が一部公開された。
(株)ロボットテコンVのシン・チョル代表は30日午前11時、COEX(ソウル市江南区三成洞)で、実写版『ロボットテコンV』が2009年後半に封切り予定であることを発表、デモンストレーション映像を公開した。この場には同映画のウォン・シニョン監督と、1976年の原作アニメバージョンのキム・チョンギ監督も出席した。
制作費200億ウォン(約22億5000万円)のSF超大作『ロボットテコンV』は韓国でも有数の各VFXスタジオが初めてコンソーシアムを構成し参加する。コンピューターグラフィックス(CG)だけで60億ウォン(約6億7600万円)以上投じられる。
また、大都市を中心に展開される巨大ロボットのアクションシーンに臨場感を出すため、(株)韓国空間情報通信の最先端地理情報システム(GIS)技術を生かす。
この日、公開された映像は最終バージョンではなく、多方面にわたり試みているテストバージョンの一部だ。とはいえ、人の筋肉を参考にして作ったロボットの細かな動きが非常に印象的だ。ビルの谷間をリズミカルに闊歩(かっぽ)するロボットテコンVのメタリックで存在感のある姿は、期待を抱かせる。また、この日はテコンドーの連続けり技などの動きも披露した。