時代劇『朱蒙』が日本の映画館で上映されることになった。

 サンケイスポーツによると、『朱蒙』は来年1月10日から毎週木曜日午前10時より東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映される。2話分を1セットとし、計41週にわたり順次公開されるもので、チケット料金は1セット1500円。

 『朱蒙』は4月25日からBSフジで毎週水曜午後8時に放映されている。地上波でも第1章が不定期ながらフジテレビで放映された。

 サンケイスポーツによると、今回の『朱蒙』劇場公開は、ドラマDVDボックスの売れ行きが驚異的な勢いで伸びているのを受け、映画館側のオファーにより実現したという。

 同紙は「3000セットを売り上げたらヒットといわれるDVDボックス界で、『朱蒙』第1章ボックスは驚異の2万セット超え、各巻のレンタル開始日には早朝からファンがレンタル店に列を作るほど」と紹介している。

 これで『朱蒙』はペ・ヨンジュン主演の『太王四神記』に続き、日本で放送中の韓国ドラマが現地の映画館で上映されるケースの2例目となる。

 また、同紙は『朱蒙』について「高句麗を建国した英雄、朱蒙の生涯を描いた1話1時間、全81話の歴史超大作」と紹介。「映画館で41週間すべて鑑賞すると、チケット料は6万1500円とかなり高額になるが、騎馬戦や壮大なシーンが見どころのドラマだけに、大スクリーンでの迫力ある映像見たさに劇場に足しげく通うファンも続出しそうだ。観客動員によっては全国公開される可能性もあり“朱蒙ブーム”が加速しそうだ」と伝えている。

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