22日午前、『頑張れクムスン』『ダルジャの春』などで日本でも注目が高まっている俳優、イ・ミンギが初訪日し、記者会見を行った。

 これは同日、メルパルクホール東京で行われたファンミーティングの開催に伴い行われたもの。

 「おはようございます」と日本語での第一声で場内をなごませ、初ファンミーティングを控えた心境を語った。

 「まだ実感がわかない。期待と緊張でいっぱいです」とし、年上の女性を酔わせるドラマの中とは違った、言葉どおりの緊張の中にわくわく感が見える表情を見せた。


 イ・ミンギの魅力をさぐろうとする数々の質問には、「まだ自分のいい表情を見つけられていないが、自然体でいるときがいい表情なのでは、と思う」「年上の人になぜ愛されるのか? 若いからでしょう」「長所は物事を深く考えすぎないこと。短所は軽く受け止めすぎてしまうこと」「ファッションは、着心地がよく楽な服が好き。エイプリル、マリオスというブランドが最近気に入っている」などと答え、イ・ミンギの性格が垣間見えた。

 俳優になってよかった、演技がおもしろくなったときはという質問には「『テルン選手村』を撮っていたときに、俳優としての仕事を楽しめるようになった。なぜか心構えが違ってきて、神秘的なものを感じた」とし、恋愛感については「年は、愛する人を見つけられれば関係ない」とするなど、芯の通ったところも見せた。


 「今後、普通でない人間、極悪非道だったり、すごく変わった人だったり、そういう役をやってみたい」ときらきらした目を輝かせて語るイ・ミンギのこれからが楽しみだ。

 なお、イ・ミンギは、次回作として映画『なんだかいい感じ』の撮影がすでにスタートしている。

東京=野崎友子通信員

ホーム TOP