SBSテレビはこのほど、年末恒例の『歌謡大典』でこれまで発表してきた年間楽曲ランキングの表彰を取りやめることを決めた。ランキング発表はKBSとMBCも取りやめており、ランキング1位の歌手にトロフィーが贈られるおなじみのシーンが今年から完全に消えることなった。

 KBSは昨年、『歌謡大賞』を廃止し、歌謡フェスティバル方式の『大韓民国歌謡大祭典』に模様替え。MBCも『十大歌手歌謡祭』を取りやめ、『歌謡大祭典』に変更した。

 SBS芸能番組担当プロデューサーのキム・サンベ氏は「授賞式にはマイナス効果がある上、今年の歌謡界が沈滞ムードだったことや特に目立ったスターがいなかった点などを考慮し、『歌謡大典』でのランキング発表を廃止した」と説明した。『歌謡大典』の出場者については、同局の『人気歌謡』で「ミューティズンソング」に選ばれたり、ミューティズンソングの受賞候補である「テイク7」に選ばれた回数などを基準に選考する方針という。

 SBSが『歌謡大典』での授賞式を廃止したことで、歌謡界の授賞式は先月17日に行われたMnet-KMミュージックフェスティバル、ゴールデンディスク賞、ソウル歌謡大賞を残すのみとなった。

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