抜群のスタイルと歌唱力を持ち、『カンナさん大成功です!』で一躍トップスターの仲間入りを果たしたキム・アジュンが同映画のプロモーションで訪日し、3日午後、東京・新宿の映画館で行われたジャパンプレミアで舞台あいさつに立った。

 また舞台あいさつには、同映画の日本版主題歌「MARIA」を歌う、日本の代表的なファッションリーダーといわれるタレントの梨花も登場。韓日の美とスタイルの競演となった。そしてこの日の観客は、ナショナルの「きれいなおねえさんは、好きですか。 PREMIUM MEMBERS 2007 in ASIA」として選ばれた美女たち300名ということで、劇場内は華やかだった。

 そんな中の舞台あいさつで、キム・アジュンには緊張感が見えたが、賢明にキュートな笑顔を振りまいていた。


 梨花はキム・アジュンの印象について「すっぴんの顔が印象的だった。今日はメークしているが、どちらもきれい」とし、映画については「最初訳がない状態で見たが、それでも十分伝わってきて、感動した」と感想を述べた。

 映画に関連して、これまで好きな人を振り向かせるためにしたことは、という質問に「特別な努力をしたことはない。自分はにぶいからかもしれないが、カンナのように冒険したことはない。ということは、自分に自信があるからでしょうか?」とジョークを交えて返答した。

 キム・アジュンが「将来日本でドラマや映画に出られるといいなと思っているのですが、誰と共演したらいいでしょうか」と問うと「誰でもOKでしょうけど…キムタクとか?」と梨花が答えると、笑顔でありがとうございますと返礼した。


 韓国では大ヒットを飛ばした『カンナさん大成功です!』は、日本の同名人気漫画が原作。12月15日よりシネカノン有楽町、渋谷アミューズCQNほか全国で公開される。

 逆輸入ながら韓国映画らしいポップな仕上がりのラブコメとキム・アジュンが「大成功」できるか、興味が持たれる。

東京=野崎友子通信員

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