アン・リー監督の映画『ラスト、コーション』が、中年層の観客から強い支持を得て公開18日で100万人を動員した。

 26日の映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークの暫定集計によると、『ラスト、コーション』は23日から25日までの三日間で22万4655人を動員、累積観客数は105万9333人に達した。

 『ラスト、コーション』は157分という長い上映時間に、青少年観覧不可等級に指定されているなど、興行に不利な要素を抱えているにもかかわらず、平日の観客数が公開初週よりも増え続け、着実に動員数を伸ばしている。

 これは、トニー・レオン、タン・ウェイなど主演俳優らの熱演とアン・リー監督の演出力、そしてベネチア国際映画祭グランプリ受賞作という高い作品性に加え、激しいセックスシーンへの好奇心から再鑑賞する中年層の観客が増えているためだ。

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