俳優イ・ジョンジェとキム・オクビンがこれまでとは違ったイメージでスクリーンに登場する。

　その作品は先月29日にクランクインした映画『1724妓生置屋乱闘事件』（ヨ・ギュンドン監督）。二人は京畿道楊平郡両水里のオープンセットで行われた初撮影で、これまでとは全く違う演技を見せ、スタッフを驚かせた。

　イ・ジョンジェはこれまでのカリスマ性あふれるビシッとした男のイメージから脱皮。この映画では麻浦市場のチンピラ「チョンドゥン」役を演じる。一目でチンピラだと分かる見事な変身ぶりだ。

　セクシーさをアピールしてきた新世代女優キム・オクビンはその美しさに磨きをかけ、朝鮮時代最高の妓生（キーセン＝芸妓）を演じる。

　関係者は「この日は、偶然出会った二人が暗に目くばせする、映画の中核となるシーンが撮影された」と話している。